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2005年2月13日 (日曜日)

SK-6(SHIGERU KAWAIシリーズ)について

 SK-6 それはカワイグランドピアノのSHIGERU KAWAIシリーズです。青山ステップの会場、カワイミュージックショップ青山「パウゼ」に設置されているのがこのSK-6です。青山ステップの記録も書いたことなのでSK-6についてもちょっと書こうと思います。

 初めてのステップ参加で選んだ曲はドビュッシー。ロマン派以降の作曲家の作品を勉強するのはこれが初めてです。(ロマン派といってもショパン以外はたまに全音のピースでレッスンするくらいだったので大学生の頃まで学んでいたのはほとんど古典派の作品でした。)ソフトペダルはppのときに使うということくらいしか知らなかったわたしはこの曲で深く踏む、浅く踏む、徐々に踏み込む、徐々に離す、という使い方があることを知りました。(もちろんダンパーでも同じように使い分けはありますが、今回はソフトペダルのコントロールだけで精一杯。)でもこれが難しい。というのもわたしが自宅で練習に使っているデジタルピアノはスイッチ式のペダルなのでオン・オフのみ。デリケートなペダルワークを音で実感できないのです。限られたグランドピアノでのレッスン時間中にペダルの感覚を身につけることはなかなか出来ません。まして、初めて演奏するピアノであの1ページ目の繊細なクレッシェンド部分をコントロール出来るか不安で仕方がありませんでした。

 当日、初めて触れたSK-6。演奏中は緊張していて、あまり音色に耳を傾ける余裕はなかったのですがとても弾き易いピアノでした。(ピアノについての詳細はこちらカワイグランドピアノ Shigeru Kawaiからどうぞ。)

 わたしがいう弾き易いというのは単純にクセがなくて初心者でも弾き易かったという意味くらいに受け取って下さい。

 実はステップ本番前、自宅のデジタルピアノではペダルワークの練習はほとんど不可能なので教室のレッスン室レンタルを何度か利用したのですが借りられたレッスン室のピアノはYAMAHAのCシリーズ。誤解しないでいただきたいのですが、決してCシリーズは悪いピアノというわけではありません。たまたまそのピアノのコンディションが悪かったのかクセが強かったのかとにかく弾きにくかったのです。ペダルは重たいし、ソフトペダルのかかりかたが滑らかでなくある部分で突然ガクっと鍵盤がスライドするのです。本当は普段レッスンで利用している有楽町でレンタルしたかったのですが交通の便のためかほとんど空きがなく東京でしか予約できず、そこがCシリーズだったんです。(有楽町のピアノはもうひとつ上のシリーズだったはず。)

 Cシリーズでの練習がしっくりこずかなり不安を抱えての本番だったのですが、実際にSK-6を弾きだしたときとても素直にすーっと鍵盤が沈んで指がいつもよりよく回っているような気がしてしまいました。ソフトペダルの掛かり方も鍵盤のスライドもなめらかだし、緊張していたので満足の演奏とまではいきませんでしたがそれでも前日のCシリーズでの演奏に比べたらずっと上手に弾けていたと思います。

 ステップ終了後の懇親会でKAWAIの技術の方がいらしていて挨拶されたのですが、パウゼのSK-6はステップの前に手を入れて演奏しやすく改良したんだそうです。曲順もよかったのかも。ツェルニーで指慣らしをしてキータッチがわかってきたところでドビュッシー。なのでいきなり弾くよりペダルに神経を傾けることができたんじゃないかと思います。アドバイザーの先生から pp - p - mp - mf のグレードがちゃんと整理されていたとコメントを頂き、とてもうれしかったです。

 次にこのピアノを演奏する機会があったら、今回よりもっと音色を楽しむ余裕を持って挑みたいです。

 最後にもう一度、Cシリーズ | グランドピアノ | ピアノラインナップ | ピアノ | YAMAHAも決して悪いわけじゃないですよ。たまたまコンディションの悪いピアノに当たってしまったのだと思います。でもいろんなピアノを演奏してみるのも面白いものですね。山野は当然のことながらYAMAHAなので青山ステップでのKAWAIは貴重な体験。スタインウェイは割といろんなところにありそうなので、出来れば今度はベーゼンドルファーを弾いてみたいなぁ。

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