« 今週の成果 おまえピアノはどうした? | トップページ | マエストロ角のオペレッタ普及&啓蒙活動 »

2005年8月12日 (金曜日)

レッスン日記 2005年8月12日

本日の内容 
クレメンティ ソナタ Op.47 No.2(Op.24 No.2) 全楽章

 教室が夏休みモードなので今月はお休みが多く、コンペ終了後の初レッスンです。審査票は青山前期・後期とすでに先生にはお送りしているので事務連絡はなく感想などを最初にいただく。技術的な基礎ができていないのは今までのレッスンで十分わかっているので特に触れず(そのためのハノン復活とヒンデミット導入だし)、先生は「表現力を評価されたのがうれしいですね」と喜んでくれました。

 わたしも表現力についてはすごくうれしかったです(もちろん点数的には上を見ればキリがないですしまだまだ予選通過ラインに十分とは言えませんが)。それも持ち時間のほとんどをあの第2楽章(いわゆる緩徐楽章と表現してよいのでしょうか)に費やすというおよそコンペ向きではない選曲の中音楽性を評価してもらえたことは、それをしっかり表現する技術力が伴えばもっとよいというコメントも含めとても励みになりました。

 そして「でも、当日の午前中のフィンガー・トレーニングでほぼ全編ペダルを追加したのでどうなるかと思ったんですが良い方向へもっていけてよかったです」と付け加えると先生が「えっ、当日のレッスンで変更したんですか?!」と驚かれてわたしのほうがまたびっくり。おかしいな、ちゃんと報告したつもりだったんだけど、きちっと伝わっていなかったようです。

 というわけでペダル追加ヴァージョンで第2・3楽章を披露しました。

*****************************************************************
 先生の感想はまず、第2楽章はそこまでペダルを使わなくてもいいんじゃないか、と。これについては言い訳させてください。2週間ぶりの生ピアノで鍵盤の感触もさることながらペダルについては全くコントロールが利きませんでした。弾いていて自分で音が濁って汚くなってしまったところがたくさんあるのには気が付いていました。やっぱりせめてYAMAHA DGPシリーズ買わなきゃダメかな・・・。

 多分、コンペの当日はグランドピアノで実際に演奏しながらペダルをつけるレッスンをしたこととその感覚がまだ身体に残っているうちに(自宅のデジタルピアノで練習することなく)本番を迎えたのがよかったのではないか、と。そう思いました。とにかく今日のレッスンでは自分が意図したようにペダルを使い切れていませんでした。深く踏み込まず浅く踏んでみるとか、もっと試行錯誤が必要そうです。あとは音量を押さえるために使ったソフトペダルはもっと音のコントロールが自分で出来るようになれば必要ないですね。(それが出来ないから使用を勧められたわけですが。)

 一方、第3楽章はピンポイントでダンバーを踏むだけだったのでそれほど音の濁りが気になる部分はなく「とても生き生き延び延びと演奏できるようになりましたね〜」と褒められました。終止音が雑になりがちだった左手のフレーズ処理を弾き始めからダンバーで膨らませ終止音と同時に離すことで自然におさまる効果がでてくるのでプレッシャーが軽減されたんです。おまけにそれだけではなく苦手だった同じ場所の右手のフレーズの音抜けがほとんどなくなったんです。

 凛 「なんかこの部分右手のプレッシャーがなくなって楽に弾けるようになったんです」
 先生 「プレッシャーをかけてたのは左手ですよ、それが解消されて右手が楽になったんですよ!」
 凛 「え、本当は左のほうが苦手意識強かったんですか?右だとばかり思ってました」
 先生 「でもわたしもそれほどまでとは気が付けなかったです、勉強になりました!」

 わたしはずっと右手が苦手でそれを気にしているから左手が雑になると思ってたんです。逆だったんですね。(でも中指を中心にしたターンは相変わらず苦手です。)でも先生はこの部分の左手にそれだけのプレッシャーがかかっていたこと、それがペダルを追加したことでここまで改善されたことにとても驚いていました。そしてそれを当日見抜いてペダルを使うことを提案したフィンガー・トレーニングの先生はすごいと感心されてました。確かに、コンペ当日に今まで使ってなかったペダルつけるというのはかなりギャンブルですよね。フィンガー・トレーニングの先生も無理だと思ったらしなくていい、とおっしゃってくれましたがわたしがもし当日そんな変更には全く対応出来ないと判断されていたらそのようなアドバイスはなかったと思うのです。実際、ほんのわずか(音の長さなら4分音符)ペダルを踏むことにしただけで音抜けだらけだったフレーズがちゃんと軽やかに弾けるようになったんですから。当日は緊張していて冷静に考える間もなかったのですが、思い返せば前日まで上手く弾けなかったフレーズが本番でちゃんと弾けるようになったんですから我ながらすごいことをしたもんだと思います。それまでしっかりと曲想やペダルなしでのフレーズ処理に注意を注いでくれたピアノの先生、当日いかに自分が表現したい音楽を実際にピアノで表現するかその手段としてペダルの使い方を教えてくれたフィンガー・トレーニングの先生、おふたりに感謝です。

 そして残りの時間で第1楽章のペダル使用をどうするか相談。オクターブアルペジオは短めにかつ浅く右手のアルペジオ最高音の部分まで使ったらどうか(下降音型になったらはずす)、展開部はなくてもいいか、などなど。結局、いろんな選択肢が考えられるので続けてレッスンするより熟成させて(自分なりに考えて)しばらくしてからもう一度レッスンで取り上げるのはどうかということになりました。しっかりと古典派の(別に古典派に限ったことではないのですがある意味一番鍵を握っている)演奏基礎を磨きつつ、ペダルに神経を配る余裕を作ってからのほうが両方いっぺんに取り組むより効果的という判断です。「柚季さん、まじめだからきっと放っといてもちゃんと勉強してそうだし、モーツァルトもやりたいですからね♪」と言ってくれたのはうれしいのですが、肝心の曲を決める時間はありませんでした。また次回・・・。

*****************************************************************

 今週の課題

 ハノン:ハ長調のスケールとアルペジオ
 ツェルニー:第15番(すっかりご無沙汰の30番練習曲です)

 そしてヒンデミット「音楽家の基礎練習」ですが、レッスンの時間が足りないのでまずは自習してみて下さいということになりました。p.50くらいまでは自分で出来るだろうということで。テンポ60くらいからスタートです。ただ自分のテンポ感にはかなり自信が無いので、時々抜き打ちチェックをしてもらうようにお願いしました。あとわからなことが出て来たらレッスン中に質問するという進め方です。

*****************************************************************

 余談:えっともう時間なくて詳しく話を聞けなかったのですが「ブラームス連弾大会」をするそうです(発表会と発表会のあいだに挟むイベントか?)。

    凛: 「ブラームスなんて今まで1曲も弾いたことないですよ?!」
    先生: 「あ、大丈夫。簡単な曲だし。今日、楽譜忘れちゃってお見せ出来ないけど」

 なにが出てくるんだろう、どきどき・・・。

|
|

« 今週の成果 おまえピアノはどうした? | トップページ | マエストロ角のオペレッタ普及&啓蒙活動 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/21636/5442438

この記事へのトラックバック一覧です: レッスン日記 2005年8月12日:

« 今週の成果 おまえピアノはどうした? | トップページ | マエストロ角のオペレッタ普及&啓蒙活動 »